バリアフリーを採用した高齢者にやさしい住宅

高齢により医者を引退した70代ご夫婦の住まいとして設計しました。
夫婦はそれまで、郊外の大きなお屋敷に住んでいたのですが、引退後、都心の便利なところに住みたいという希望がありました。住宅を建てた敷地は便利な立地で、40坪ぐらいの広さでがあります。

住まいは、バリアフリーを採用。玄関や階段に手すりを付けて安全を確保したり、ヒートショックを避けるために全館空調で1年中コントロールしています。

施主様の趣味がそば打ちなので、キッチンは趣味の蕎麦打ちができるものを選択。身長に合わせて、キッチンおよび洗面台の高さを調節しています。

また、インテリアにも気を使っています。椅子は、足に優しい座面が高めのものを選択。その高さに合わせてダイニングテーブルを手作りしています。

その他の工夫は、時々帰省する二人の娘夫婦の部屋として、可動壁で二間に分割できる和室を用意しました。

参考費用:2,400万円